昨日は夏休み明けの二期会予科の授業が始まりました
みんなお休みをへてリフレッシュして、のびのび歌えて良くなってました
刺激を受けて、私も益々がんばりますとっても授業は勉強になって楽しいと改めて実感
夜は東急セルリアンタワーの能楽堂に
初めて本格的な舞台での能をみました。
能楽堂ながら、皆様にもっと能に親しんで頂きたいと初めての試みの
カジュアル能
というものでした。
メインは羽衣でしたが
なんと、その舞台で着用する能面と能装束(それぞれ上下と羽衣)全部を、5種類ずつ用意してそれぞれの良さや柄などを説明し
お客様に多数決で選んでいただく
というとっても贅沢なもので
装束や能面を沢山拝見、知ることができました。
本当にどの柄も、金銀花模様で美しく
日本文化の繊細さに感嘆し、恐れ入りました。
しかも御招待なので、奥のお座敷のVIP席なんですじゃああん!
流派は金春流、主役のシテは
山井綱雄という方で
37歳でしたが、20代前半かとおもう若々しく紳士的で優しい物腰の方で
前半の羽衣衣装選びや着付けなど、すべて説明をされました。最後の
付祝言と言われるご挨拶も本当に立派で
もちろん天人の舞も神々しく、語る声も朗々と深く柔らかなビロードのような声で
もうもうため息
こんな、なんでもこなせてる方がいらっしゃるのね
と心から尊敬しました。
その山井さんの心と精神と肉体を神々しい尊いものにしているのは
金春流と能の未来を
背中にしょっているからだ
という、想像を絶する責任と心意気なんだろうと
深く感銘を受けました。
私もまだまだ小さな存在ですが
若手演奏家団体、ムジカチェレステ代表として
日本のものではありませんが、オペラという総合芸術であり西洋の伝統音楽を勉強し表現するものとして
不断の努力と絶え間ぬ精神力で、突き進んでいきたい!
と深く心に誓った1日でした
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冒頭からオヤジギャグで・・・( ´艸`)
お能見ましたか。
よかったでしょう?
私も大学生の時はよく見に行ったものです。
最初はやっぱり、ご多分にもれず眠たくなっちゃいましたけど、ある時点から魅力が分かってきました。
元々歌舞伎が好きだからよかったんでしょうね。
歌舞伎の作品には、「能とりもの」あるいは「松羽目物」っていって、能の曲を歌舞伎化したものがたくさんあります。
有名な「勧進帳」は「安宅」だし、
「京鹿子娘道成寺」は「道成寺」、
中村勘三郎さんがよくやる「身代座禅」は「花子」、
中村歌右衛門さんの十八番だった「隅田川」などは、みんなお能か狂言を歌舞伎化したものです。
私は「羽衣」は見たことがないですが、京都の天橋立の羽衣伝説のお話じゃなかったですか?
とても華やかですよね。
舞台上真ん中に、何かセットが出てきましたでしょう?
ああいうセットのことを、お能の用語で「作りもの」と言います。
「羽衣」の「作りもの」は何だったかな。
羽衣を海岸の松の木の枝に懸けるから、多分松の作りものだと思いますが・・・。
素敵な経験をなさいましたね。
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>Sadou-jin the 40's in Abikoさん
はい、楽しくてお勉強になりました♪