チャールダーシュの女王のプログラムとあらすじ

当日皆様にお配りしたプログラム、
せっかくですので、HPにもアップしたいと思います。

想いを込めて、代表あいさつも書かせていただきました。
お読みいただけましたら幸いです。

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ご挨拶

本日はゴールデンウイークの間の平日という大変お忙しい時期にご来場くださいまして、誠にありがとうございます。今回の「チャールダーシュの女王」はムジカ・チェレステのオペレッタ公演として3回目の全幕公演となります。

エンターテインメント・クラシック®の商標登録を受けた弊社では、ミュージカルの楽しさ・新鮮さと、マイクを通さないクラシックの生音の歌声が融合されている「オペレッタ」の魅力を通じて、エンターテインメント・クラシック®の素晴らしさをお客様に体感していただき、本当に楽しいクラシックの演奏活動を広めて参りたいと考え、定期的なオリジナル公演を開催しています。

オペレッタの魅力は歌、踊り、芝居、笑いが融合され、時代の流れに合わせた風刺や流行のスパイスを取り入れ、自由でオリジナルな舞台を創りお届けできるところです。この生きた芸術がお客様の心に響き、ときめき、楽しくハッピーな気分にさせてくれることを信じ、日々稽古に準備に励んでまいりました。

今回は弊社が毎年一度行っている本公演と違い、指揮者も演出家も大掛かりなセットもございません。稽古期間も限られた中、出演者が一丸となって意見を出し合い、皆で力を合わせて、作品作りに取り組んでまいりました。

今回の企画での経験を活かし、オリジナルな台本・演出によるオペレッタ公演活動をますますブラッシュアップし発展を続けてまいりたいと考えております。ご感想等ございましたら、お手元のアンケートにお書き添え下されば幸いです。また、いつでも遠慮なく忌憚ないご意見を弊社窓口または出演者にお伝え下さるか、SNS等で発信してください。お客様の率直なご感想・ご意見が私ども演奏家の成長のためのかけがえのない肥やしとなることは間違いございません。将来を展望したご意見を心よりお待ち申し上げております。どうぞこれからも皆様のご支援とご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

最後になりましたが、共催いただきました公益財団法人かけはし芸術文化振興財団様、ソフトシェルクラブ協会様、花やしき様、株式会社テアトルアカデミー様、後援団体様、出演者・関係者の皆様、応援してくださる全ての皆様に心から感謝し、御礼の気持ちを舞台上で爆発させながら上演したいと思います。会場が笑顔で包まれ、オペレッタの楽しさが皆様へ届くことを願いながら。

株式会社ムジカ・チェレステ 代表取締役 佐藤智恵

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チャールダーシュの女王 プログラム用あらすじ

第一幕 20世紀初頭のブダペスト

リッパート=ヴァイラースハイム侯爵家の御曹司エドウィンは、シアター‧レストラン《オルフェウム》の歌姫シルヴァに夢中で、目前に迫った、彼女のアメリカ公演を断念させようと、公証人に「8週間以内に結婚する」という証書を作らせる。

シルヴァは喜んでこの申し出を受け入れ、アメリカへ行きをとりやめるが、エドウィンがウィーンの陸軍司令部に出頭するため立ち去った直後、彼が既にその従妹アナスタジアと婚約していることを知る。この婚約は父侯爵がエドウィンには内緒で決めたことだったが、裏切られたと思い込んだシルヴァは、《オルフェウム》の有力常連で、アメリカ公演の企画者であるボニ(カンチアヌ伯爵)と共に、憤然として旅立つ。

第二幕 8週間後、ウィーンの侯爵邸

侯爵夫妻は自邸でエドウィンの婚約発表パーティを催し、そこへ帰国したシルヴァとボニがやって来る。シルヴァはボニに、ふたりは結婚したことにしてほしい頼み、カンチアヌ伯爵夫妻として紹介される。

エドウィンは、ふたりの登場とその結婚に驚くが、シルヴァがまだ自分を愛していることを知り、望みを抱く。またボニは、久しぶりに再会したアナスタジア(シュタージ)にひと目惚れしてしまい、シルヴァとは夫妻だという設定を、自ら破ってしまう。

パーティの半ば、父侯爵が息子と姪との婚約を宣言しようとする直前に、エドウィンが「自分には、他に思いを寄せる女性がいる」とさえぎり、さらにシルヴァが「それは私」と認め、侯爵夫妻をはじめ来客一同大いに驚く。さらにシルヴァは、肩書きに頼ることを潔しとせず、あくまでひとりの歌手として生きていく決意で、自分は伯爵夫人ではなく、歌手のシルヴァ‧ヴァレスクだと明かし、エドウィンの作らせた婚約証書を破り捨てる。一同の驚嘆‧感動の中、シルヴァとボニは侯爵邸を去って行く。

第3幕 同夜、ウィーンのホテル
ホテルへ戻ったシルヴァとボニが、そこのバーでグラスを傾けていると、《オルフェウム》の有力常連のフェリ‧バーチが現れ、三人は予期せぬ再会を喜ぶ。

シルヴァが部屋へひきあげた直後、父侯爵が現れた。侯爵とフェリは旧友で、侯爵は、夫人もかつてはある劇場の歌姫だったことを知り、シルヴァをとりなしに来たのだった。続いて夫人も現れ、かつて恋人同士だった夫人とフェリは再会を喜ぶ。エドウィンとシュタージも駆けつけ、侯爵の許しを得て、エドウィンとシルヴァ、そしてボニとシュタージの、ふた組のカップルがめでたく誕生する。

 

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主要キャストと主要情報はチラシをプログラムに挟みました。

表 裏


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