『ルクセンブルク伯爵』の稽古場レポートを、
これから本番まで制作部メンバーでお届けいたします♪
見所、聴きどころ、etc…
『ルクセンブルク伯爵』の魅力を探って参りますので、どうぞお付き合い下さいませ!!
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♪10/6(日) アンサンブル音楽稽古
アンサンブルの皆さんの音楽稽古です。
アンサンブルといっても、皆さん、
役名があって、一人一人がキャラクターを演じます。
おまけに、この『ルクセンブルク伯爵』、
テノールやソプラノの方にとっては低い音域や、
バス、アルトにとっては高い音域が混在していて、
普段のクラシックやオペラの感覚とは少し違うそうです。
“高い音から低い音まで1人で歌えるような、オールマイティな能力が要求されている!!
どちらかといえば、ミュージカルに近い”
と、吉田副指揮が教えて下さいました。
皆さん、簡単に歌っているようで、実は高度なテクニックを駆使しているのでアリマシタ!凄い!(°▽°)/
“レハール作品は、きれいで分りやすいメロディー、
もちろんこの作品にもそれは散りばめられています。
その美しいメロディーに斬新な和音が面白い♪
そのあたりもこの作品の聴きどころでは。
音楽的的には、“なぜ、この転調!?”
と思われるところでも、歌詞を見れば理由がわかる。
そこにレハールのカタルシスを感じます”(副指揮 吉田拓人 談)
そもそも、副指揮とはどんなお仕事なのでしょうか?
吉田副指揮にお尋ねしました。
“副指揮とは、家を建てる時の礎つくりのようなもの。
どんな家を建てるのか、ハッキリとしたイメージは持っているのだけれど、柱1本、建ててはいけない。”
…なるほど。
そうキッパリ仰った吉田副指揮、今回の自分の役割をしっかりと見据えたお言葉に
頼もしさを感じ、
その副指揮のつくる礎に揺るぎなさを感じました。
どんな『ルクセンブルク家』が建つのか楽しみです!!
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