皆様こんにちは。
【伯爵令嬢マリツァへの想い①】
皆様おはようございます。
いつも応援本当にありがとうございます。
最近話題が結構マリツァのことばかりで
またかーと思われる方がいたら申し訳ないな、
Facebookで告知や宣伝ばかりだと
皆様に嫌われると寂しいなと思いながらも
やはり私の気持ちをお伝えしたいと思います。
私は今、人生で一番大きな公演を1か月後に迎え最大の賭けに励んでいます。
それはオペレッタ「伯爵令嬢マリツァ」
4回公演で総客数2308名という
私にとってはとてつもなく大きな数字です。
一人の力ではとても満席にすることは出来ません。
前回が伝承ホールで約1200名でしたので
お陰様でほぼ満席でしたが、倍になります。
では何故 急に倍にもなる公演にしたのか。。。。
それは「さくらホール」に再チャレンジしたかったからです。
明日につづく。
https://musica-celeste.com/post/4044
【伯爵令嬢マリツァへの想い②】
皆様おはようございます。
昨日は変な所でとめてすみません。
そう、多大なリスクを背負い
何故「さくらホール」にこだわるのか。
それは2年前のこと。
今回と同じさくらホールで「フィガロの結婚」上演を企画。
(その時は全2回公演でした)
初めてのフルオーケストラ。
初めてのオペラの全幕通し。
そして初めての主役 スザンナ。
1年の準備期間を経て、
間には体調を崩し手術もしたけど回復し
沢山の苦労と学びと反省を繰り返しながら
やっとの思いで舞台に立てると思っていた
本番の数日前に悲劇の悪夢のように
歌えなくなってしまったのです。
→ターニングポイント
本当は歌えなくなったのではなく、出演者がストライキを起こしたような状態になってしまい、貴方が舞台に立つなら制作を用意しなさい。制作を用意できないなら、スザンナを降板して、責任者として舞台を裏方から見守り、無事終演できるよう制作の仕事をしなければならない。もしどちらも出来ないのであれば私たちはこのプロジェクトから降ります。
とダブルキャストの自分の組のキャスト全員に囲まれ、有無を言えない状態になってしまい、泣く泣く降板した。
このことからプロデュース、主演、制作を両立する難しさを身を持って体験し、予算を組んで必要な所に資金をあてて組織作りをすることの重要性を学ぶ。
私は泣く泣く舞台初めに幕前から
応援してくださり
お越し頂いている皆様に対し
降板を告げるお詫びのスピーチをしました。
今思えば、人生はじめて経験する全幕オペラで
(合唱や何らかの役でさえも
オペラにかかわったことはなかった)
主催と主役と制作を兼ねて
フルオーケストラ公演をするということが
なんと無謀でなんと未熟な計画だったか
今でもそのトラウマから稽古前に
頭痛で体が動かなくなったり
朝うなされて起きれなかったり
怖くて怖くて逃げだしたくなったりします。
そんな自分を乗り越え、今回は絶対成功させたい。
続く
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【伯爵令嬢マリツァへの想い③】
今回のオペレッタはその反省を糧に
トラウマの殻を破るために
絶対に主催と出演をやり遂げ
大成功させたいです!!
お客様をはじめ
出演者の皆様も関係者の皆様も
ムジカ・チェレステに関わってくださった皆様が
みんな笑顔で公演を終えれるように。
本当に楽しかったと感じてもらえるように。
そう思って企画から準備してまいりました。
皆が関わって良かったと思える舞台。
それは制作がしっかり機能していて
演奏者がしっかり演奏に望めて
スタッフがしっかり作品づくりに心と技術を注げて
そのための財源の基盤がきちんとしていること
そうフィガロの結婚の反省から
強く学びました。
そのため私は経営の勉強もしたことはなく
経営者になりたかったわけでもないですが
1年前任意団体を株式会社にしました。
音楽なんて儲からない、
逆に音楽は慈善事業のイメージがないとだめなので
株式にすることはマイナスイメージが付く
など色々なご意見を頂きました。
でも私はそうは思いませんでした。
続く
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【伯爵令嬢マリツァへの想い④】
~会社設立とエンターテインメント・クラシックが出来るまで~
私を含め、なかなか音楽のお仕事で生活できず
アルバイトや他の職業をしながら
夢を追いかけ空いている時間は全てレッスンや練習に注ぎ
身を削りながら踏ん張っている数々の仲間たち。
彼ら・彼女らのために
しっかりとした組織基盤をもって
社会のお役に立ちながらも、
きちんとした収益を立てて、
演奏者に還元することで育てていく。
演奏者が育つことが会社とクラシック音楽の
発展につながり、より良い音楽が提供できる。
こんな良い流れを作りたかった。
そのためには逃げてはいけないと思いました。
責任ある社会的組織として
利益を出していくことが重要だと考えました。
そして、利益を出すためにはお客様に求められ
喜ばれる演奏、企画にしなければいけない。
分かりやすく楽しく、また来たい、
また聴きたい、とっても良かったよと
自然と輪が広がっていく演奏会。
そのために考えたのが
【エンターテインメント・クラシック】でした。
クラシックの素晴らしい技術、幅広い表現の可能性と
お客様にハッピーで元気で心躍る一時を提供する
エンターテインメント性を融合させたかった。
そもそもクラシックはその当時の最先端の娯楽であった。
その生演奏の魅力は今でも色褪せず、
大きな可能性と人々の心と体への影響力を持っていると信じています。
続く
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【伯爵令嬢マリツァへの想い⑤】
社長とプロデューサーと歌手を両立させながら
スタッフ・キャストにいつも気持ちよく
稽古や準備に励んでいただきながら
満席のお客様の動員に導くというのは
本当に大変で心労は深まるばかりですが、
私はその想いだけで今ここに存在出来ていると思っています。
気持ちが折れそうな波が何回も襲ってきます。
フラフラで声が出なくなることも多々あります。
会社設立と同時に、私には一つの大きな夢ができました。
日本初の常設エンターテインメント・クラシック劇場を作る
そして仲間みんなの夢が、ここ渋谷・さくらホールから始まります。
「伯爵令嬢マリツァ」はどこに出しても恥ずかしくない公演です。
万全の準備で臨みます。
本当に素晴らしい関係者が揃っています。
でも最後に一つ、稽古ではどうしても補えない
重要な要素が残されています。
それは「満員のお客様」
インターネット上の数限りない情報の中から、
私のメッセージにたどりついていただいた、
そんなご縁のあるあなたのご参加がいなければ、
夢のスタートが切れません。
歴史の目撃者になって頂きたいんです。
私と一緒に夢を追いかけて頂けないでしょうか?
7月3日・4日、渋谷区文化総合センター大和田
さくらホールの舞台でお待ちしています!
詳細 https://musica-celeste.com/post/4044
イベントページ https://www.facebook.com/events/1601243160114085/1611768072394927/
5日間読んでいただいてありがとうございました。
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