声楽家のトリビア① ~美と健康と呼吸Ⅱ~

声楽家のトリビア① ~美と健康と呼吸Ⅱ~

皆様お待たせ致しました。

西野流呼吸法についての続きを書かせていただきました。

お写真も沢山掲載しております。

読んでいただけるととっても嬉しいです。

前回の続きは↓↓

 

浪人中そうして私はどうしようもない苦しみから

西野流呼吸法に出会い、自宅で毎日実践していくうちに

少しずつですが呼吸が楽になり、喉が楽になり

食事をすることが怖くなくなり、

悲しみを家族にあたることも減り

 

だんだんと自分の身体と向き合い

身体の声に耳を傾けることが出来るようになりました。

 

 

そうして2年間の浪人を経て

なんとか 東京音楽大学の音楽教育に

滑り込みで入学できました。

 

声楽科に合格することさえできなかったですが

少しずつ回復していく身体を信じ

歌手になることへの夢をもって上京しました。

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しかし、今まで親元で食事や生活の支えも受けながら

何とか身体を回復の道すじを作っていっていた状態でしたので、

急に都会のエネルギーの渦に巻き込まれ

何もかも一人で生活していかなくなり

またもや初めは症状が悪化し、

一日授業を受けて家に帰って

何とか食事を作って寝るということが

ようやく出来ていたという状態で

本当に生活すること自体が苦難と苦労でした。

 

高校生の時のいじめのこともあり

新しい人間関係を作ることも

怖くて怖くてたまらなかった。

 

そんな中、東京に出てこれたおかげで、やっと

西野流呼吸法の渋谷本部の門をたたくことが出来ました。

 

私は身体を見つめれるようになったきっかけをくれた

西野流呼吸法を本部で稽古を受けれるということが

音大で学ぶのと同じぐらい嬉しかったです。

 

そして恩師である西野皓三先生に出会い

生きる奇跡を目の当たりにしました。

先生そのものが生きる奇跡でした。

 

先生のお稽古とエネルギーとお言葉で

私は自分の人生と≪生きる≫ということを

信じれるようになりました。

 

今は東京の生活になれることが必死でも

この呼吸法を大切にし、歌の夢をあきらめなければ

必ず私は歌手になれ、また生き生きと自分を

楽しく表現し、お客様に喜んで頂ける自分になれると信じました。

 

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そのくらい 一回一回の稽古が衝撃的に楽しく

みるみる自分の身体が生まれ変わり

良い方向に変化していくのを体感しました。

 

食事をすることが楽しくなり

呼吸をすることが出来るようになり

人としゃべることが出来るようになり

歌うことが出来るようになりました。

 

生きている楽しさを体感できるようになり

生きていることそのものに感謝できるようになりました。

 

一度全く食事も呼吸も出来なくなったからこそ

本当に生きるために大切なことを

体感でき、実感できました。

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人間は失って初めて気づくといいますが

生きるために一番大切な根源を

10代の若いうちに一度全くコントロールできなくなり

それが少しずつ回復していく喜びは

一つ一つ自分で積み上げ、

自らを自らの手で創り上げていく喜びでした。

 

そして、全く何もなくなったからこそ

敏感に自分にとって大切なものが察知できました。

 

赤ちゃんのようなスピードで

目まぐるしく身体が再生し進化し

成長していくのを感じました。

 

 

今が本当に大切な時、

すべてを自分の身体と歌のために

一つ一つを選択していけば

きっと理想の自分を創っていけれる。

 

私にはきっとそれが出来る。

 

西野流呼吸法のおかげで、西野皓三先生のおかげで

そう信じて進んでいけれることが出来ました。

 

続く

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